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的確な指示を出さない上司にイライラした時はアドラー心理学の「課題の分離」を思い出す

指示がはっきりしない上司にイライラしてしまうことってあるよね。

そのような上司に限って、「これやってって、言ったよね?」と、後になって切れてくるものです。

こうなった場合、自分が上司のその指示内容をすぐに実行するか、はたまた自分が指示内容ができないことを相手に説得できるまで、なかなか事態が収拾しません。

 

事態が収拾した後に、自分が嫌な思いを引きずらないために、心に折り合いをつける習慣を身につけましょう。

 

嫌な思いを経験すると、くよくよしやすい人は、いつまでも「なんであの時ああしなかったんだろう」「なんであの上司はあんな風なのだろう」と考えてしまいがちです。

こう考えているのは、自分が上司に囚われて心が不自由になっている状態です。

 

どうしたら不自由な心を自由にすることができるのか?

アドラー心理学の「課題の分離」をもとに、こう考えてみてはどうでしょうか。

「上司が的確な指示を出す・出さないのは、上司の課題であって、自分の課題ではない。指示が的確でなかった場合に、指示を上司が思ったとおりに実行するか否かを決めるのは自分の課題だ。自分が、上司の指示を上司が思ったようにこなせなかったことに上司が怒るか否かは上司の課題。その怒りにひるんで、上司のわがままに従うか否かを決めるのは自分の課題だ。事態が収拾した後に、自分が気をもんで心を不自由な状態にするか否かは自分の課題だ。」

 

アドラー心理学の「課題の分離」は、心を自由にするのに役立ってくれるのです。