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職場でスケープゴートにされる人が出てしまうのはなぜか

職場でスケープゴートになる人が出てくのはなぜだろうかと冷静に考えてみた。

(どこかの記事で似たようなことが書いてあったかもしれない)

スケープゴートを用意して、他の人達がいじめることで、他の人達が快感を覚えて行動強化を起こすからではないだろうか。

 

人はいじめをすると快感を覚える様になっているらしい。

中野信子さんの本に、そう書いてあったと思う。

ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)
 

 いじめをすることで、脳にやる気を司る脳内神経伝達物質であるドーパミンが出る。

ドーパミン分泌により、他の人達にとっていじめが脳内で「快」と判断されて、行動強化が起き、ますますいじめがエスカレートするのである。

 

ドーパミンが分泌されるので、いじめを行う人達の仕事の能率は上がる。

職場の全体的な仕事の能率が上がっているように見えるために、上司もいじめを咎めようと積極的にはしない。

これにより、いじめが表面化しにくくなっているのではないだろうか。

特に比較的ソフトないじめは、いじめられる側が苦しんでいるにも関わらず、まったく見過ごされてしまっているという現状になってはいないだろうか(そもそもいじめる側もいじめている自覚がないのかもしれない)。

 

スケープゴートにされた時、どう状況を打破するか。

相手がいじめをして、こちらの反応を見て楽しんでいるのであれば、完全にスルーするようにすると良い。

というのは、反応すると、その反応が相手にとって「快」となって、ますますいじめがエスカレートするから。

こちらの反応に関係なく相手がこちらを苦しめてくるのであれば、思い切ってその相手との距離を徹底的に置くように画策する。

死ぬほど苦しいのであれば、とにかく逃げるのである。

人生の時間は有限。

苦しむ時間を減らして、これからどうするかについて、考える時間をとろう。