自分にとっての成功とはなんだろう
「成功している」というのはどういう状態だろうか。
多分に主観的であるとは思っているが、多数の人が「成功している人」と呼ぶ人たちは一定数いる。
(今自分は、「多数の人」や「成功している人」という言葉を使って、他人を気にしている状態だ)
自分にとっての成功とはなんだろうか。
よく言われている「お金持ちになる」「出世する」ことよりも、自分にとっては「よりたくさんの事を知る」ことと「幸せになる」ことが重要なんだと思う。
(それでも貧乏であったり、まったく人に認められなかったら辛かったり寂しかったりするが、それは置いておく。)
「よりたくさんの事を知る」は、単に情報や知識を頭に詰め込むというのではなく、得た情報や知識から新しい知恵を生み出すことだと思っている。
「よりたくさんの事を知る」ためには、色んなことに興味を持って、読書をしたり、旅に出たりすることが必要だと思う。
出口治明さんいわく、「人・本・旅」が人生の学びを深めるための大事な3要素である。
自分はまだ「人」とうまくやっていくことができていないと思っているので、これからどうやったら「人」と関わっていけるかについて模索していこうと思う。
「幸せになる」ことは、自分が知足を覚えて、今を幸せに感じる癖をつければ、達成可能だと思う。
どんなことが起きても、自分がどう感じるかは受け手の自分次第なのだ。
ヴィクトール・E・フランクル氏の『夜と霧』を読んだ後、特にその思いが強まった。
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アウシュビッツ収容所でのこの上ない過酷な状況においても強く生きる氏の力強さを知れば、どんな困難も乗り越えていけるのだと思えるようになった。
(しばしば氏の困難を忘れて、自分は苦しくなったりするが、ご愛嬌。)