「負」の感情と向き合っていくためには
自らの内から生じてくる「負」の感情とどう向き合っていけばよいか?
最近は考え方や視点を変えることによって向き合っている。
人に浮かべた「負」の感情は、その人がそうであってほしいと思っている自分の願望が内からにじみ出たものなのだ、と思っている。
あるいはその感情は、自分の「負」の側面を、人を鏡にすることによりぼかし隠そうとして生じたものなのだ、と思っている。
ある人をコミュ障だと思ったのであれば、自分が「その人がコミュ障であってほしい」と思っているのである。
そして自分の「その人と話したくない」という思いを、「その人がコミュ障である」ということにすることでぼかし隠しているのである。
ある人を馬鹿だと思ったのであれば、自分が「その人が馬鹿であってほしい」と思っているのである。
そして自分が思考停止してこれ以上考えることをやめて楽になりたいという思いを、「その人が馬鹿である」ということにすることでぼかし隠しているのである。
ある人が怒っていると思ったのであれば、自分が「その人が怒っていてほしい」と思っているのである。
そして自分が何か「悪いことをして怒られて当然だ」という悩みを、自分が「その人が怒っている」ということにすることで(つまりその人も「負」の思いを持っているということにすることで)ぼかし隠しているのである。
人に抱いた感情は、自分が作り出したものなのだ、と考えることによって、自らコントロールできるものなのだ、と思えるようになる。
自らコントロールできるようになれば、ストレスも減ってくるであろう。
このようにして、うまく自分の「負」の感情を向き合っていきたい。