「負」の感情について
「負」の感情について思っていること。
怒ることは思考を停止することだと思っている。
自分が何かに怒る時は、物事の一面的な部分しか見ていないことが、冷静になった後気づかれる。
「あの人はああいう人だ」と思ってしまうときがあるが、その場合その人の別の良い面を見落としていたり、「ああいう人」と思ってしまうきっかけとなった事象の背景や原因を見落としていたりする。
冷静になって思考を動かしていくと、「あの人はああいう人だ」と思ったことが早とちりだったことに気付かされる。
「あの人」の性格が嫌いと感じてしまうこともある。
しかしこれも、「あの人」の性格を形成した過去の環境(例えば家庭など)を慮ってみると、「あの人」に否があるわけではないことに気付かされる。
最近は、これらのような「負」の感情は、自ら引き起こしていることなのだと考えるようになった。
物事を多面的に見るようにすれば、これらのような「負」の感情は生じなくなると信じている。