日々成長していくためのブログ

雑記ブログ。日々新しい発見をして、考えをまとめていきたい。

創造力増強のためにどうしたらよいかと思考を巡らす

前に消費的な趣味と生産的な趣味について考えたが、これを別の視点から考えてみる。「自分独自の思考や考えを生んでいるかどうか」。

 

今日は読書をしていて、他の人の書く文章から想像力を働かせて積極的にイメージをするよう心がけたのだが、いまいち今の自分にしっくりこない。何が足りないのかな?と考えたのだが、どうやらそこから自分独自の何かが生まれていると感じられないことに物足りなさを感じたのだと気がついた。読書後に余韻に浸って、ああ、あのシーンは良かったなとか、もっとこうだったらいいのに!というものがなかったのである。そしてその余韻をバネに自分もこんな物語を書きたいだとか、あのシーンを絵にしたらどうかな?ということもなく、より生産的な活動に結びつかないのである。もちろん読書をして余韻に浸ったからと言って、このような生産的な活動にすぐさま結びつくもんか、とは思っているが、それにしても全くあるいはほとんど余韻がないというのはいささか寂しい。

 

想像力が不足していることを以前自覚したのだが、さらに創造力に結びつくようにしていきたいんだ。読書は想像力を高めるのによく良いと言われているが、他の人の書いた文章を想像していくだけでは創造力になかなか結びついていかないのでは?(いや、僕がこの文章いいな!と感じる感性を欠いているだけだろうか。)そう思って、最近は読書量を減らしている。代わりに絵を描く量を増やした。まあ絵を描くと言っても模写であるが。これも他の人の考えた絵を元に描いていくという点で読書と同じかもしれない。

 

一旦整理。

・読書は人が書いた文章を元に想像する。

・お絵かき(模写)は人が描いた絵を元に描く。

こう書くと、どちらも似ているように見える。うーむ。上の文章を書いている段階では読書より絵を描くことのほうが創造力増強に良いと思っていたが、どうであろう。読書は読了後に余韻に浸ってあれこれ考えて自分の想像意欲を駆り立てることができれば創造力増強に結びつくであろうが、経験的にこのようになったことがあまりない。一方でお絵かきは、模写にしても常に自ら何かを生み出していて、また「自分もこんな絵をもっと描きたい!」という気持ちがふつふつと湧いてくることが多々ある。自分にとって、お絵かきの方がやはり創造力増強に向いていそうだ。おそらく個人差が有るのだろう。文章を読んで感受性がずっと豊かな人は、自分もこんな文章を書きたい!物語を作りたい!という気持ちになって、自然と筆が進むのかもしれない。

 

もっと創造的な人間になるために、僕はもっとお絵かきをやっていくんだ。さらに、人に見せられる絵を描いて、共感を生んでいきたいんだ。