日々成長していくためのブログ

雑記ブログ。日々新しい発見をして、考えをまとめていきたい。

全体像を把握してから細部に拘る

本や論文をじっくり精読することも必要であると考える一方で、多くの本や論文をすばやく、ざっくりたくさん読んでいくことも必要である。前者の読み方では、その読む本や論文について詳しく理解することができる。しかし素早さが足りないため知識をどんどん取り入れていきたい場合には適した読み方ではない。後者の読み方が適している。

 

研究をするときには、あることについて知りたいが、未だ全く知識が無いと言う状況にしばしば出くわす。このような場合には、まず後者の読み方ですばやく知識をつける。ある程度その事柄についての知識がついてきてから、前者の精読をして、より細かい部分を理解するようにする。

 

絵を描く際にも、最初から細部を描くのではなく、まずざっくりシルエットを描いてから、細部を描きこんでいくようにすると、全体のバランスが取れる。

 

より一般的に、ものごとで力を付けていきたいのであれば、まず全体像を把握してから細部に拘っていったほうが見通しが立ちやすいと考える。僕は時々思考停止状態に陥っていると感じることがあるのだが、このようなときはものごとの全体像を見失って、細部に拘りすぎていないか一旦落ち着いてよく考えると良いのかもしれない。