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雑記ブログ。日々新しい発見をして、考えをまとめていきたい。

『さよ朝』は何度も観たい

(昨日の続き)

その後、マキアとエリアルは別々の道を生きていく。マキアは王室に連れて行かれそこでの生活を強いられる。エリアルは兵士になり、ディタと夫婦になる。ディタはお腹に子を宿していた。ある日、マキアは王室から逃げ出す。この時エリアルは出兵していて、マキアと偶然再会する。エリアルはマキアを捉えようとせず、マキアはそのまま更に遠くへ逃げる。マキアが逃げた先ではディタが破水しており、マキアが介抱する。一方で出兵中のエリアルは負傷する。エリアルが目覚めると、マキアが介抱してくれたのだろう、彼女が目の前にいた。2人でしばらく話したあと、マキアはエリアルの元を去ることを決意する。エリアルはしばらくマキアのことを「母さん」と呼んでいなかったが、マキアが去ろうとするところで「母さん!」と叫ぶ。しかし彼女は最終的に彼の元を去ってしまうのだった。

 時が大きく過ぎて、マキアがエリアルの元を尋ねる。エリアルは寿命を全うしようとしている。マキアはエリアルの最期の時を見守って後、去るのであった。

 

さよ朝は登場人物の心の変化がダイナミックで、観終わってもう一度観たくなる作品である。特に場面ごとのマキアとエリアルの心情変化の描写は丁寧になされていると感じた。事前情報無しで観たためか世界観を把握するのに脳が忙しかったので、登場人物の心情の変化をしっかりフォローすることが十分に出来なかった。次にもう一度見るときに登場人物の心の変化に着目して観るのが楽しみである。