日々成長していくためのブログ

雑記ブログ。日々新しい発見をして、考えをまとめていきたい。

ゲーム感覚で楽しく日常を過ごそう

少し前に尾原さんの『モチベーション革命』を読んだ。ここでは、人を動かす源として、快楽・達成・意味合い・人間関係・没頭が挙げられている。

 日々のマンネリズムを打開すべく、日常の過ごし方に工夫が欲しいこの頃。そこで日常にゲーム感覚を取り入れることを考えた。ゲームでは、上手に上記の5つの要素を沸き立たせている例が多い。例えば、スーパーマリオ星のカービィのようなアクションゲームでは、ラスボスを倒すという大きな目標を「達成」する。マインクラフトでは建築物を建てることに「意味合い」を見出す。協力プレイをすれば「人間関係」が深まる。タイムアタックで良いスコアを出すために練習に「没頭」することもある。良いスコアが出れば「快楽」も感じられるであろう。他にも色々な例を考えられそうだ。

仕事への応用

まずゲーム感覚で仕事をすることについて考えてみる。ここでは遊び感覚で仕事をするという意味ではなく、仕事の効率・効果を上げるために、ゲームに倣ってうまくモチベーションの源である上記5つの要素を仕事に取り入れていこう、という意味である。

 仕事には、大きな目標がつきものである。僕は研究者であるが、研究では未知の発見をして学問の世界に貢献したり、発見したものを論文や研究発表などで世に公表するという大きな目標がある。これらの大目標を「達成」する過程では、自身の研究分野に近い知識を収集したり、共同研究者や同僚たちと議論を行ったり、数値シミュレーションをして、その結果を解析して図を作ったり、デスクワークで椅子に座りっぱなしで腰が痛くなった時の改善策を考えたりと、多くのタスクがある。

 これらのタスクをゲーム化するために、上記の5つの要素を当てはめてみた。

  1. 小さな目標を達成した時に「達成」感を感じられる工夫をする。例えば、情報収集で読んだ論文の数を記録していって、英語論文(たいてい10ページ前後)を一つ読み終えるたびに、論文読破数を1増やす。
  2. 共同研究者や同僚との「人間関係」を深める知恵をつける。例えば、同僚が良い発表をしたときには手放しに褒めて愛情表現する。共同研究者と議論をする際に反対意見を述べる際にも、真っ向から反対意見を述べるのではなく、まず相手の意見に理解を示しつつ意見を述べる。
  3. どんな小さな仕事でも、自分の成長につながるのだと「意味合い」を見出す。研究に関係のない仕事でも、特別な事情がない限りは引き受けるし、仕事がある場合には自主的に買って出る。「若い頃の苦労は買ってっでもしろ」ということである。
  4.  小さな疑問でも、突き詰めて考える習慣をつける(「没頭」)。シミュレーション結果を解析する時に、まず自分で疑問を見つけて、それにタックルする。自分だけで解決できない時には、同僚や共同研究者に相談する。
  5. 健康に気を使う。常に椅子に座っていると、腰を痛める。休憩は適宜とり、椅子から立ち上がるようにする。散歩にでかけたり、コーヒーを飲んだりして、リフレッシュ(「快楽」)する。

 

以下のブログを参考にした。

hitoribotti.hateblo.jp

 

仕事以外への応用は時間がある時に考えてみたい。